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▽国際通貨基金(IMF)は今週初め、今年の経済見通しを下方修正。その中にはメキシコも含まれていた。
メキシコ西部マンサニージョの港湾施設(ロイター通信)

メキシコがトランプ米政権による貿易戦争で世界経済が困難に直面する中、前向きな経済成長と力強さに賭け、同国最大の港湾施設の拡張工事を進めている。

シェインバウム政権は西部マンサニージョの港をラテンアメリカ最大の港に変えることを目指しており、同施設を運営するメキシコ海軍によると、拡張工事が完了すると20フィートコンテナを約1000万個処理できるようになるという。

この港は24年時点で400万個近いコンテナを処理できるラテンアメリカ第3位の港である。

この数十億ドル規模の拡張工事はシェインバウム(Claudia Sheinbaum)大統領のインフラプロジェクトのひとつである。

この投資はトランプ(Donald Trump)米大統領の貿易戦争が広範な金融不安を生み出している中、景気後退に抗うメキシコの努力の一環である。

国際通貨基金(IMF)は今週初め、今年の経済見通しを下方修正。その中にはメキシコも含まれていた。

IMFはトランプ関税がメキシコ経済に大打撃を与え、25年GDPは0.3%縮小すると予想。1月時点の予想はプラス1.4%であった。

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