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▽中銀はインフレ率を目標値3〜6%の中間値である4.5%付近に維持しようとしている。
南アフリカ、ヨハネスブルグのスーパーマーケット(ロイター通信)

南アフリカ準備銀行(中銀)が委託した調査において、2025年の消費者物価指数(CPI)の予想平均値は今年第1四半期(1~3月)にさらに低下し、中央銀行が目標とする水準を下回った。

中銀が16日に公表したデータによると、アナリスト、企業関係者、労働組合関係者は2025年のインフレ率を前回の4.5%から4.3%に引き下げた。

中銀はインフレ率を目標値3〜6%の中間値である4.5%付近に維持しようとしている。

1月のインフレ率は前年同月比で3.2%上昇した。

2月のインフレ率は19日に発表される予定。アナリストは3.2%前後と予想している。中銀は20日の金融政策決定会合で利下げサイクルを一時停止する可能性がある。

南アは金融政策への慎重なアプローチで知られており、中銀総裁はここ数週間、世界的な貿易摩擦によるリスクと、現地での付加価値税(VAT)引き上げの可能性を強調している。

中銀におけるアナリスト、企業関係者、労組の2026年インフレ予想平均は4.6%で横ばいだった。

アナリストは調査対象の3グループの中で最も楽観的で、今年のインフレ率を3.9%、来年のインフレ率を4.3%と予測している。

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