▽同国の人口は約140万人。うち20%近くがヒンズー教徒を信仰し、35%は植民地時代にインドから連れてこられた労働者の子孫である。
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カリブ海の島国トリニダード・トバゴの政府が女性の職業や学歴を結婚証明書に記載できるようにするため、結婚法の改正を検討している。
同国の人口は約140万人。うち20%近くがヒンズー教徒を信仰し、35%は植民地時代にインドから連れてこられた労働者の子孫である。
法務省は7日、国際女性デーに先立ち、法改正委員会に結婚法の改正を提案する報告書を提出したと発表した。
同委員会は声明で、「女性の権利拡充を進めるという政府の勧告を視野に入れ、改革の可能性を検討していく」と述べた。
地元のヒンズー教女性団体は地元メディアのインタビューで「数年前からこの改革を推進してきた」と語った。
同国の女性は結婚証明書に職業や学歴を記載できず、その欄自体がない。この結婚法はインドのカースト制度とヒンズー教の理念が強く反映されている。