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▽最初の山火事はロサンゼルス西部のパシフィック・パリセーズ地区で1月初めに発生。その後、未曽有の大火となり、29人が死亡、1万6000棟以上の建造物が消失した。
2025年1月19日/米カリフォルニア州、ロサンゼルス郡西部(ロイター通信)

カリフォルニア州のニューサム(Gavin Newsom)州知事がロサンゼルスで発生した山火事の復興予算として、連邦議会に約400億ドル(約5兆9700億円)の支援を要請した。

ニューサム氏は21日付けの書簡で下院議長や上院院内総務などに支援を要請。山火事で消失した街を復興するためには連邦議会の支援が必要不可欠であると強調した。

最初の山火事はロサンゼルス西部のパシフィック・パリセーズ地区で1月初めに発生。その後、未曽有の大火となり、29人が死亡、1万6000棟以上の建造物が消失した。

ニューサム氏は書簡の中で、「ロサンゼルスは世界で最も経済的生産性の高い場所のひとつであるが、この未曾有の災害からの復興には、連邦政府からの支援が欠かせない」と記した。

ロサンゼルス・タイムズ紙の分析によると、山火事の経済損失総額は2500億ドル(約37兆3000億円)を超えると見積もられている。

パリセーズとイートンの火災による不動産損失は300億ドルを超える可能性があると予測されている。

ニューサム氏は連邦・州政府の予算について、「住宅、インフラ、企業、学校、教会、医療施設の再建に充てるとともに、壊滅的な被害を受けた人々が求めるニーズに割り当てられる」とした。

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