▽事件は北東部の最大都市ガオから30キロほど離れた地点で7日に発生した。
![](https://kagonma-info.com/wp-content/uploads/2024/08/マリ、首都バマコ郊外、陸軍の兵士(AP通信).jpg)
アフリカ西部・マリ北東部で正体不明の武装集団が車列を攻撃し、民間人25人が死亡した。軍政当局が9日、明らかにした。
それによると、事件は北東部の最大都市ガオから30キロほど離れた地点で7日に発生。治安部隊が護衛に当たっていたものの、武装集団の攻撃に圧倒されたという。
軍政の報道官はAP通信の取材に対し、「金鉱で働く労働者など民間人25人が死亡、13人が負傷した」と語った。
また報道官は「テロリスト4人も負傷し、病院で手当てを受けている」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
犯行声明を出した組織は確認されていない。
この地域では国際テロ組織アルカイダ系の武装勢力JNIM(Jama'at Nusrat al-Islam wal-Muslimin)、イスラム国(ISIS)系組織、軍政と敵対するアザワド解放民族運動(MNLA)など、複数のグループが活動している。