▽この爆発に関連して、警察はこれまでに10人を逮捕。現場から未使用の花火227キログラムを押収したとしている。
![](https://kagonma-info.com/wp-content/uploads/2025/01/2025年1月1日/米ハワイ州ホノルル、花火が爆発した民家(AP通信).jpg)
米ハワイ州ホノルルの民家で元旦に発生した花火の爆発について、警察当局は5日、病院で治療を受けていた女性(30歳)が亡くなったと明らかにした。これにより、事故の死者は6人となった。
爆発は1日の午前0時過ぎに発生。ホノルル近郊の民家の1階で花火が爆発、火災が発生し、5人が死亡、20人以上が負傷した。
犠牲者の内訳は3歳男児、男性1人、女性3人。これに女性1人が加わり、6人となった。
警察によると、女性はホノルル市内の病院で5日午前に息を引き取ったという。
この爆発に関連して、警察はこれまでに10人を逮捕。現場から未使用の花火227キログラムを押収したとしている。
10人は第1級危険行為、第1級未成年者福祉危険行為、過失致死傷罪などに問われている。
ホノルル署刑事課が花火の入手経路を調査中。アルコール・たばこ・火器爆発物取締局(ATF)が捜査を支援している。
ハワイ州知事は許可なく花火を打ち上げた者に300ドルの罰金を課し、死傷者が出るような事故を起こした者に重い刑事罰を負わせる法案を議会に提案した。
州警察も違法花火の取り締まりに対抗するため、520万ドルの追加予算を議会に要求している。
ハワイ州では新年に合わせて花火を打ち上げる風習があり、各地で年越し花火大会が開催されている。