▽事故原因は明らかになっておらず、警察が関係者から話しを聞いている。運転手の安否は不明だ。
アフリカ西部・コートジボワールで旅客バスとトラックが衝突し、少なくとも15人が死亡、23人が負傷した。当局が21日、明らかにした。
それによると、事故は西部郊外の集落で発生。バスには70人が乗っていたという。
救急隊がフェイスブックに投稿した写真にはルーフが完全に吹き飛んだバスが映っていた。
現場で対応に当たったボランティアは地元テレビ局の取材に対し、「犠牲者の遺体を警察に引き渡し、ケガをした数人をトラックで近くの病院に搬送した」と語った。
事故原因は明らかになっておらず、警察が関係者から話しを聞いている。運転手の安否は不明だ。
コートジボワールの人口は約2900万人。道路の整備は近隣諸国に比べると行き届いているが、近年交通事故が増加傾向にあるという。
政府の統計によると、交通事故の死者数は年間1000~2000人。
中部イシア近郊の集落で先月発生したミニバス同士の衝突事故では26人が死亡、28人が重軽傷を負った。バスは2台とも全焼した。
政府は23年、ポイント制の運転免許証を導入。違反内容に応じて減点するようにした。警察は幹線道路に車番認識カメラを設置し、違反者を取り締まっている。