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▽当局によると、30人が病院に搬送され、うち10人が病院で手当てや治療を受け、20人は退院したという。
2025年1月18日/スペイン北部ピレネー山脈、事故が発生したスキー場(ロイター通信)

スペイン北部ピレネー山脈のスキー場のリフトで発生した事故について、地元当局は19日、少なくとも30人が病院に搬送され、うち2人が治療を受けていると明らかにした。

それによると、事故は18日に発生。約80人が事故に巻き込まれ、複数人が地上に落下したという。事故原因はまだ分かっていない。

国営RTVEは関係者の話しとして、「若い女性2人がヘリで空輸され、病院で治療を受けている」と伝えている。

またRTVEは「リフトの滑車が故障し、ケーブルが緩み、一部のリフトがひっくり返ったり、地上に落下した」と報じた。

このスキー場を運営する会社は謝罪声明を出し、「事故が起きたリフトは規制当局による検査を受けている」と説明した。

当局によると、30人が病院に搬送され、うち10人が病院で手当てや治療を受け、20人は退院したという。

重傷とみられる女性2人はヘリでサラゴサの病院に搬送された。報道によると、うち1人の容態は安定し、もう1人は経過観察中だが、快方に向かっているという。

RTVEは「リフトの滑車が故障し、それを支える構造の一部が壊れ、ケーブルの張力が失われ、いくつかのリフトが地上に落下した」としている。

一部のリフトは宙づり状態となり、レスキュー隊がはしごなどを使って数十人を救助した。

このスキー場はフランス国境近く、ピレネー山脈の麓にある。

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