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▽約60人の武装集団が18日、この金鉱山に侵入し、警備に当たっていた軍のパトロール部隊に向けて発砲した。
アフリカ西部・ガーナの金鉱山(ロイター通信)

アフリカ西部・ガーナのアシャンティ地方にある金鉱山で軍が非武装の採掘者9人を殺害した。地元の労働団体が19日、明らかにした。

それによると、約60人の武装集団が18日、この金鉱山に侵入し、警備に当たっていた軍のパトロール部隊に向けて発砲したという。

軍は鎮圧作戦に乗り出し、銃撃戦に発展。労働団体は声明で、「非武装の採掘者9人が死亡、14人が重傷を負った」と明らかにした。

武装集団がどうなったかは分かっていない。

労働団体は声明の中で、「このような事件は過去に例がなく、政府に何が起きたのか説明を求めている」と述べた。

地元メディアによると、この鉱山では過去にも武装集団が侵入を試みたことがあったという。

マハマ(John Mahama)大統領は19日の声明でこの事件を「悲劇」と呼び、関係閣僚に調査を命じたと明らかにした。

鉱山を所有する企業はコメントを出していない。

この企業は国内の金鉱山を3つ保有している。地元メディアによると、そのうち2つの昨年の金生産量は1万4000キロ近くに達した。

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