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▽事件は元旦に発生。45歳の男がバーなどで銃を乱射し、子供を含む12人を殺害。最後の現場で自らを撃ち、自殺した。
2025年1月1日/モンテネグロ、西部ツェティニェ、銃乱射事件が発生したバーの近く(ロイター通信)

モンテネグロ中部ツェティニェで元旦に発生した銃乱射事件について、警察は9日、病院で治療を受けていた男性が亡くなったと明らかにした。

これで犠牲者は13人となった。

事件は元旦に発生。45歳の男がバーなどで銃を乱射し、子供を含む12人を殺害。最後の現場で自らを撃ち、自殺した。

警察によると、容疑者は過去に暴力行為と違法銃器を所持した罪で有罪判決を受けていた。

容疑者は複数の銃器を所持。警察は銃撃現場で37個の薬莢を回収したと報告している。

ツェティニェでは22年8月にも男が銃を乱射し10人を殺害する事件が発生していた。

モンテネグロには根強い銃文化があり、人口10万人あたりの銃所持数は世界トップクラスである。公共放送RTCGによると、国民1人当たりの銃所持数は世界第6位。

この事件以来、銃規制の強化を求めるデモが続いている。

政府はこの事件を受け、違法銃器を取り締まる政令を公布。デモ隊は銃刀法を改正し、猟銃など、特別な免許を持つ人が持つ銃器以外を全て回収するよう求めている。

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