▽ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は24日午前の時点で4万5338人、負傷者は10万7764人となっている。
イスラエル軍が24日、パレスチナ・ガザ地区北部ジャバリアの避難所や民家を攻撃し、少なくとも6人が死亡、多数の負傷者が出た。ガザ当局が明らかにした。
それによると、ドローンと戦車部隊の攻撃により複数の建物が全壊し、多くの市民が瓦礫の下敷きになったとみられる。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは目撃者の話しとして、「ジャバリア難民キャンプ内にある病院の3階部分に戦車の砲弾が直撃した」と伝えている。
ガザ当局によると、イスラエル軍による過去24時間の空爆・砲撃により、全域で少なくとも21人が死亡、51人が負傷し、多数の行方不明者が出ているという。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は24日午前の時点で4万5338人、負傷者は10万7764人となっている。
ガザ市で負傷者の救助に当たっている市民防衛隊は24日、イスラエル軍による最新の攻撃で隊員2人が死亡したと明らかにした。
それによると、ガザ市の市民防衛本部を狙ったドローン空爆により、消防士とその息子が死亡したという。
もう1人の隊員は市内で行方不明者を捜索中、空爆に巻き込まれ亡くなった。
2人は昨年10月に紛争が始まって以来、市内で負傷者の救護や搬送を行っていた。
アルジャジーラによると、イスラエル軍による市民防衛隊への攻撃は増加の一途をたどっており、この数カ月で消防車や救急車など、56台の車両とともに、14のセンターが破壊されたという。