▽この工事は先月初めに着工。噴水周りの階段も封鎖されていた。
イタリア・ローマの観光名所「トレビの泉」が3ヶ月にわたる改修工事を終え、22日にリニューアルオープンした。
この工事は先月初めに着工。噴水周りの階段も封鎖されていた。
地元当局は過密状態を避けるため、1度の入場者を400人に制限している。
メンテナンス作業中、観光客のために仮設の通路と「トレビのプール」が設置された。
観光客は世界的に知られる伝統に敬意を表し、仮設の歩道からプールにコインを放り投げた。
市の言い伝えによると、噴水にコインを投げ入れると、ローマへの再訪が約束されるという。この伝統は年間推定150万ユーロ(約2億4500万円)の小銭収入を生み出し、過去15年間、カトリックの慈善団体に寄付されてきた。
ローマ市は現在、オーバーツーリズム対策として、噴水周辺への立ち入りを制限する計画を練っている。
その案によると、観光客はオンラインで予約し、立ち入り時に2ユーロの入場料を支払う。観光客は30分間、噴水を自由に見学し、小銭を好きなだけ投げ込むことができる。