◎ユダヤ教超正統派レフ・タホル(Lev Tahor)はカナダ、米国、メキシコ、グアテマラ、イスラエルにメンバーがいるとされる。
グアテマラ、首都グアテマラシティ(shutterstock)

中米グアテマラの捜査当局は20日、女性や未成年者が虐待されているという情報に基づき、ユダヤ教超正統派グループの施設を家宅捜索し、160人の未成年者と40人の女性を保護した。

内務省は声明で、「陸軍と警察の合同部隊が首都グアテマラシティの南東約90キロにあるユダヤ教超正統派レフ・タホル(Lev Tahor)の施設を家宅捜索した」と明らかにした。

司法長官はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「捜索の結果、160人の未成年者と40人の女性を保護し、さらに、子供とみられる1人の人骨が見つかった」と書いた。

内務省によると、先月、このグループが強制妊娠、未成年者への虐待、レイプなどを行っているという匿名の告発が寄せられたという。

レフ・タホルはさまざまな国で法的な問題に直面している。

メキシコ当局は2022年、グアテマラ国境付近でレフ・タホルの指導者を逮捕。多数の女性と子供を保護した。

2021年にはレフ・タホルのリーダー2人が米ニューヨーク州で誘拐と児童性的搾取の罪で有罪判決を受けた。2人は14歳の少女に性行為を強制。2人の子供を母親から誘拐したとされる。

レフ・タホルはカナダ、米国、メキシコ、グアテマラ、イスラエルにメンバーがいるとされる。

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