◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は13日午前の時点で4万4875人、負傷者は10万6454人となっている。
2023年10月14日/パレスチナ自治区、ガザ地区、イスラエル軍の空爆(AP通信)

イスラエルが13日、パレスチナ・ガザ市を複数回空爆し、数十人が死傷した。

カタールの衛星テレビ局アルジャジーラはガザ当局者の話しとして、「2地区で大きな爆発が報告され、複数の建物が全壊し、数十人が瓦礫の下敷きになったという情報がある」と伝えている。

中部ヌセイラトの難民キャンプに対する12日の空爆では40人が死亡、数十人が負傷し、行方不明者の捜索が続いている。

中東歴訪中のサリバン(Jake Sullivan)米大統領補佐官(国家安全保障担当)は13日、カタールの首相とガザ情勢について協議する予定だ。

サリバン氏は前日、停戦合意が近いと示唆したが、詳細は明らかにしなかった。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は13日午前の時点で4万4875人、負傷者は10万6454人となっている。

パレスチナ外務省は13日、イスラエル軍による中部ヌセイラトの難民キャンプに対する空爆を「大虐殺」と糾弾した。

同省は声明で、「国際社会がその義務を果たせずにいるため、占領軍(イスラエル)は市民を無差別に殺害している」と非難した。

また同省は「占領軍が組織的な犯罪をエスカレートさせ、ガザを意図的に破壊し続け、居住不能にし、市民を強制的に移住させている」と述べた。

同省は大虐殺戦争の終結、パレスチナ人の保護、停戦を求める国連決議の遅滞のない履行を要求した。

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