◎トランプ氏は週末に放送されたNBCニュースのインタビューでも、就任初日に議会襲撃で逮捕・起訴・収監された人々を全員赦免すると述べていた。
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米誌タイムの「今年の人」に選ばれたトランプ(Donald Trump)次期大統領が21年1月の議会議事堂襲撃で逮捕された人々を赦免し、不法移民を追放すると誓った。
トランプ氏が今年の顔に選ばれたのは2016年以来2回目。
トランプ氏はタイム誌のインタビューで、就任後の最初の行動として、「21年1月6日の議会襲撃事件に関連して収監された人々の大半を恩赦することだ」と改めて表明した。
「私は就任から9分ぐらいで恩赦するだろう」
トランプ氏は週末に放送されたNBCニュースのインタビューでも、就任初日に議会襲撃で逮捕・起訴・収監された人々を全員赦免すると述べていた。
トランプ氏はタイム誌に、「まあ、個々のケースを検討し、非常に迅速に行うつもりだ。私が大統領に就任した最初の1時間で始まることになる。彼らの大半は刑務所に入るべきではない」と語った。
不法移民を一掃するという公約については、「許可なく米国に住んでいる移民を見つけ、強制送還するために軍隊を使っても構わない」と主張した。
トランプ氏は「軍がそのような命令を拒否したらどうするか?」と問われると、こう答えた。「私は法律が許す範囲でやる。法律が許す最大限のレベルでやる」
トランプ氏は選挙戦に大きな影響を与えたインフレについても、「さらに物価を引き下げる」と公言した。
米国の消費者物価指数(CPI)はピーク時には9%を超えたが、11月には2.7%まで低下した。
トランプ氏は「ベーコンや卵など、生活に欠かせない食料品の価格が下がらなかった場合どうするか?」と問われると、「そんなことにはならない」と強調した。「私はやります。インフレを打ち負かす。一度上がったものを下げるのは難しい。とても難しいことだ。でも、私はやるだろう...」