◎選管は11月27日の投票日当日、物流や技術的なトラブルにより、各地の投票所に長蛇の列ができたため、投票期間を11月30日まで延長した。
アフリカ南西部・ナミビアの大統領選に出馬した野党候補の1人が選挙管理委員会に怒りを表明した。現地メディアが11月30日に報じた。
それによると、野党IPCのイトゥラ(Panduleni Itula)氏は投票期間の延長や物流の問題、技術的なトラブルに抗議し、選管の運営に異議を唱える可能性があると示唆したという。
選管は11月27日の投票日当日、物流や技術的なトラブルにより、各地の投票所に長蛇の列ができたため、投票期間を11月30日まで延長した。
地元メディアの出口調査ではイトゥラ氏が現職のンダイトワ(Netumbo Nandi-Ndaitwah)副大統領を引き離していた。
イトゥラ氏は声明で、「投票日を当日に延長するなどあり得ず、投票の信頼性を損なう」と批判した。
また同氏は選管に選挙をやり直すよう求め、憲法裁判所への異議申し立てを示唆した。
選管は声明で、「物流の問題により、11月27日の投票日に多くの有権者が投票できなかった」と謝罪した。
結果は今週中に発表される予定である。