◎この商業ビルは16日朝に突然倒壊。これまでに80人以上が救助され、13人の死亡が確認された。
アフリカ東部・タンザニアの最大都市ダルエスサラームの4階建てビルが倒壊し、13人が死亡した事故について、政府は18日、24時間体制で救助活動を続けていると明らかにした。
この商業ビルは16日朝に突然倒壊。これまでに80人以上が救助され、13人の死亡が確認された。
閉じ込められた人の数は不明。地元メディアによると、家族や友人と連絡が取れないと警察に説明している人が少なくとも20人いるという。
ハッサン(Samia Suluhu Hassan)大統領は17日の声明で、「20人以上が市内の病院で治療を受けており、その費用は政府が負担する」と述べた。
ハッサン氏はこの事故を受け、規制当局にダルエスサラーム市内のすべての建物の監査を命じた。警察が倒壊した建物の所有権から話を聞いている。
タンザニアを含む東アフリカは現在雨季であり、このような倒壊事故が多発する時期だ。倒壊した建物はしばしば建築基準法を無視している。