◎事件はフレズノ郡近郊の住宅地で26日の夕方に発生。「銃声が聞こえた」という通報が入り、警察官2人が現場に急行した。
米カリフォルニア州フレズノ郡の住宅地で警察官が待ち伏せ攻撃を受け銃撃戦となり、殺人事件に関与したとみられる容疑者が死亡した。警察が27日、明らかにした。
それによると、事件はフレズノ郡近郊の住宅地で26日の夕方に発生。「銃声が聞こえた」という通報が入り、警察官2人が現場に急行した。
フレズノ郡保安官事務所は記者会見で、「2人は現場周辺を約1時間捜索し、容疑者に遭遇、銃撃戦になり、巡査部長が下肢に銃弾を受け負傷した」と明らかにした。
それによると、容疑者はパトカーの無線で状況を報告していた巡査部長に向けて発砲したという。
巡査部長と増援部隊は容疑者を追跡、1ブロック先で再び銃撃戦になった。容疑者はその場で射殺された。
保安官事務所によると、その後の捜査で通報があった現場近くの住宅で遺体が見つかったという。
警察は容疑者の身元を明らかにしていない。容疑者と住宅で見つかった遺体の関連も不明だ。
保安官事務所によると、下肢を撃たれた巡査部長は病院に搬送され、手当てを受けているという。命に別条はないとのこと。