◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は22日午後の時点で4万2718人超、負傷者は10万282人となっている。
2024年10月22日/パレスチナ自治区、ガザ地区北部(AP通信)

イスラエル軍は22日、パレスチナ・ガザ地区北部への空爆と砲撃を継続し、多くの建物が全壊した。死傷者の情報はない。

イスラエル軍は3週間近くに渡ってガザ北部を包囲し、ヒズボラの武器庫や施設を空爆していると主張。多くの住宅や難民キャンプが消失した。

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルやイスラエルのNGOなどは22日、ガザ北部が世界から切り離され、完全に孤立していると指摘。非武装の女性や子供を含む多くの市民が戦闘に巻き込まれて死亡したり、いつ餓死してもおかしくない状況に追い込まれていると非難した。

ガザ地区北部ベイトラヒヤからガザ市に逃れてきた男性はAP通信の取材に対し、「通りに遺体が散乱し、通りを歩いていた男性がイスラエル兵に殴られるところを見た」と語った。

ジャバリヤ、ベイトラヒヤ、ベイトハヌーンの難民キャンプはここ数日の空爆で壊滅的な被害を受け、少なくとも87人が死亡、多数の行方不明者が出ている。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は22日午後の時点で4万2718人超、負傷者は10万282人となっている。

イスラエル空軍は22日、X(旧ツイッター)に声明を投稿。「南部の港湾都市エイラート近郊の領海に侵入したドローン2機を撃墜した」と書き込んだ。

それによると、ドローンは東方から飛来したという。イラクのイスラム抵抗勢力は最近、イスラエルに向けてドローンを発射したと主張している。

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