◎貨物列車はディーゼルを積んだ5つの車両とガソリンを積んだ3つの車両で編成され、うち2両が横転、燃料が漏れだした。
スリランカ北東部で数万リットルの燃料を積んだ貨物列車がゾウの群れと衝突した。地元当局が19日、明らかにした。
事故は18日に発生。貨物列車はディーゼルを積んだ5つの車両とガソリンを積んだ3つの車両で編成され、うち2両が横転、燃料が漏れだした。
この事故でゾウ2頭が死に、もう2頭が負傷。列車には運転士2人と職員2人が乗っていたが、4人にケガはなかった。
運転士はAP通信の取材に対し、「20頭近いゾウの群れが線路を横切ろうとしていた」と語った。
現場は自然公園と野生動物で有名な町の近くであった。
運転士は「急ブレーキをかけたが、間に合わず、衝突した」と述べた。
地元メディアによると、この地域では過去にも何度か貨物列車とゾウが接触したことがあるという。