◎両陣営は現在、結果を左右する激戦7州(アリゾナ、ジョージア、ネバダ、ミシガン、ノースカロライナ、ペンシルベニア、ウィスコンシン)で精力的に集会を開いている。
米国のトランプ(Donald Trump)前大統領が13日、民主党の牙城である「真っ青な」カリフォルニア州で異例の選挙集会を開いた。
同州コーチェラ・バレーに集まった共和党支持者はトランプ氏を熱烈に歓迎。会場は共和党カラーの赤に染まった。
両陣営は現在、結果を左右する激戦7州(アリゾナ、ジョージア、ネバダ、ミシガン、ノースカロライナ、ペンシルベニア、ウィスコンシン)で精力的に集会を開いている。
特に選挙戦終盤、この7州以外で集会を行うのは異例である。
ハリス(Kamala Harris)副大統領はカリフォルニア州で生まれ育ち、過去に同州で司法長官と検事を務め、圧倒的な人気を集めている。
前回の大統領選、トランプ氏はカリフォルニア州でバイデン(Joe Biden)大統領に30ポイント近い差をつけられた。
トランプ氏は支持者にこう語った。「急進左派の民主党はこの州を破壊したが、我々はこの州を救う。カマラという恐ろしい人物がここにいた。そして今、彼女は私たちの国を破壊しようとしている...」
トランプ氏はその後、米国内の移民犯罪に関する誤解を招く主張に焦点を当てた、おなじみの演説に入った。
多くの有権者にとって経済が最大の関心事であるという世論調査の結果が出ているにもかかわらず、トランプ氏は移民問題を最大の争点と呼んだ。