◎ホワイトソックスは2021年までポストシーズン常連の強豪チームであり、3度ワールドシリーズを制している。
メジャーリーグ、シカゴ・ホワイトソックスのベンチ(Getty Images)

メジャーリーグ、シカゴ・ホワイトソックスが27日夜、デトロイト・タイガースに1-4で敗れ、1900年代以降のメジャー記録となる121敗目を喫した。

ホワイトソックスは1962年にニューヨーク・メッツが記録した120敗を更新。歴代最多は1899年にクリーブランド・スパイダースが記録した20勝134敗である。

ホワイトソックスのサイズモア監督は記者団に対し、「今の私には何もない。正直言って、何もない」と語った。

またサイズモア氏は負けが込みすぎていることについて、「選手はベストを尽くしている」と擁護した。「彼らは全力でプレーしている...」

メッツの記録に最も近づいたのは2003年のデトロイト・タイガース。最後の2試合に勝って119敗にとどまった。

この記録はホワイトソックスが120敗を達成するまで、アメリカン・リーグの記録であった。

ホームでロサンゼルス・エンゼルスをスイープして記録を回避したホワイトソックスは4万4435人の熱狂的なファンの前でポストシーズン進出を決めたタイガースに敗れた。

ホワイトソックスは2021年までポストシーズン常連の強豪チームであり、3度ワールドシリーズを制している。

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