◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は約4万1000人、負傷者は10万人近くに達した。
イスラエル軍がガザ市のゼイトゥン地区にある学校を空爆し、少なくとも22人が死亡、30人が負傷した。ガザ保健省が21日、明らかにした。
それによると、死傷者のほとんどが女性と子供であり、負傷者は病院に搬送されたという。
この空爆により、学校の天井は崩落し、壁も大きく崩れた。
現地メディアによると、市民が手作業で瓦礫を撤去し、遺体を外に運び出した。
爆発を目撃した男性はカタールの衛星テレビ局アルジャジーラの取材に対し、「またミサイルが飛んできた」と嘆いた。「私たちはどうすればいいのでしょうか?どこに避難すれば...」
イスラエル軍は21日、イスラム組織ハマスの指揮統制センターを攻撃したと声明を出した。
報道官によると、地上や上空からの監視などにより、民間人への被害を最小限に抑えるための措置を取ったうえで攻撃したという。
ガザ保健省は別の声明で、「南部地区にある同省の倉庫がイスラエル軍の砲撃を受け、職員5人が死亡、5人が負傷した」と発表した。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は約4万1000人、負傷者は10万人近くに達した。
米国、カタール、エジプトが仲介する停戦交渉は難航している。