◎ボエパス航空が運航する旅客機(ATR72-500型機)は南部パラナ州からサンパウロ州に向かう途中、9日の現地時間13時28分頃に墜落。乗客58人と乗組員4人全員が死亡した。
ブラジル連邦議会が27日、今月9日に発生した旅客機墜落事故の調査を監督するタスクフォースの設置を発表した。
下院議長は先週、37人の専門家からなる事故調査委員会の発足を承認していた。
大統領府の報道官は声明で、「タスクフォースの仕事は調査の監督であり、魔女狩りではない」と強調した。「二度と同じような事故を起こさないことが重要です...」
ボエパス航空が運航する旅客機(ATR72-500型機)は南部パラナ州からサンパウロ州に向かう途中、9日の現地時間13時28分頃に墜落。乗客58人と乗組員4人全員が死亡した。
航空機の位置を追跡するフライトレーダー24によると、同機は高度1万7000フィートを飛行中、急降下し始め、螺旋状に落下、地面に激突した。
墜落の原因は明らかになっておらず、航空当局が調査している。
事故調査委員会は9月6日までに調査結果の速報を公表する予定。12月までに公聴会を開き、来年2月に最終報告書を出すとしている。
一部の専門家は「主翼に氷が付着し、制御できなくなったのではないか」と指摘している。
専門家によると、ATR72-500型機は過去にも主翼に氷が付着し、このような墜落事故が何度か起きているという。