◎24時間雨量が平年1カ月とほぼ同じ200ミリに達した日もあった。
西アフリカ・コートジボワールの最大都市アビジャンで大雨による洪水と土砂崩れが発生し、この1週間で少なくとも24人が死亡した。当局が24日、明らかにした。
気象台によると、24時間雨量が平年1カ月とほぼ同じ200ミリに達した日もあったという。
その結果、当局の規制を受けずに開発された郊外のスラム街で被害が拡大し、数百の掘っ立て小屋が浸水したり、流されたりした。
当局によると、複数の地区で洪水や土砂崩れが確認され、少なくとも24人が死亡、数十人が病院に搬送されたという。警察は浸水地域に取り残された市民271人を救助したと報告している。
当局は昨年、洪水被害を抑える取り組みの一環として、アビジャン郊外のスラム街の開発を開始。多くの掘っ立て小屋を取り壊した。