◎モルディブはイスラム教徒が大多数を占めるイスラム国家である。
大統領府は2日、ガザ紛争に対する国民の怒りが高まっていることを受け、イスラエル人の入国を禁止すると発表した。
それによると、ムイズ政権はイスラエルのパスポート保持者の入国を禁じる法改正を行い、そのプロセスを監視する委員会を設置する予定だという。
大統領府は声明の中で、「ムイズ(Mohamed Muizu)大統領はパレスチナ自治政府のニーズを評価する特使を任命し、パレスチナ人を支援するための資金調達キャンペーンを行う」と明らかにした。
イスラエル外務省は同日、自国民に対し、モルディブへの渡航を避けるよう勧告。現在滞在中の者は出国を検討するよう強く促した。
昨年モルディブを訪れたイスラエル人は約1万1000人。観光客全体の0.6%にあたる。
モルディブはイスラム教徒が大多数を占めるイスラム国家である。