◎気象台は21日から週末にかけて大雨になる恐れがあると警告していた。
ブラジル南東部リオデジャネイロ北方の観光都市ペトロポリスで大雨による洪水と土砂崩れが発生し、少なくとも7人が死亡した。地元当局が23日、明らかにした。
それによると、民家数戸が土砂崩れに巻き込まれたという。
気象台は21日から週末にかけて大雨になる恐れがあると警告していた。
救助隊は倒壊した民家で4人の遺体を発見。約16時間に4歳の少女を救助した。
当局によると、新たな土砂崩れが発生する恐れがあるため、22日夜に救助作業を中断したという。
リオ州知事室はX(旧ツイッター)に声明を投稿。犠牲者に哀悼の意を表し、中央政府と協力して救助作業に当たっていると書き込んだ。
ペトロポリス以外の町でも冠水被害が報告されている。当局によると、数百人が自治体の避難所などに避難したという。