◎ラクンブレ山が噴火したのは4年振り。当局は2017年以来の大規模噴火になる可能性があると指摘している。
エクアドル領ガラパゴス諸島のフェルナンディナ島にある活火山「ラクンブレ山(1476メートル)」が2日遅くに噴火し、溶岩が海に流出した。現地メディアが3日に報じた。
それによると、ラクンブレ山は2日の真夜中に噴火し始めたという。
フェルナンディナ島は無人島。人的被害は報告されていない。
ラクンブレ山が噴火したのは4年振り。当局は2017年以来の大規模噴火になる可能性があると指摘している。
ガラパゴス諸島の島民と観光客がソーシャルメディアに写真や動画を投稿している。それには斜面を流れ下る溶岩や雷雲が映っていた。
フェルナンディナ島にはイグアナ、ペンギン、その他多くの野生動物が暮らしている。2019年にはこの島で100年以上目撃されず、絶滅が心配されていたゾウガメが見つかり話題となった。
ラクンブレ山はガラパゴス諸島で最も活発な火山のひとつである。