◎銃撃戦は米テキサス州国境近くの町で18日遅くに発生。陸軍の特殊部隊が武装集団の拠点を摘発した。
メキシコの警察当局は19日、北東部タマウリパス州で銃撃戦があり、武装集団の構成員12人が死亡したと明らかにした。
それによると、銃撃戦は米テキサス州国境近くの町で18日遅くに発生。陸軍の特殊部隊が武装集団の拠点を摘発したという。
タマウリパス州警察は声明で、「武装集団がライフルなどで特殊部隊に攻撃を仕掛けてきたため、その場で無力化された」と明らかにした。
陸軍と警察が現場を封鎖し、12人の死亡を確認。ライフル12丁などを押収した。
陸軍はこの摘発に関するコメントを出しておらず、武装集団の詳細も不明。一部の地元メディアは「麻薬カルテル絡みとみられる」と報じている。
この地域は長い間、麻薬密輸組織「セタス」と麻薬組織「湾岸カルテル」の縄張り争いの舞台となってきた。