◎コンゴではボートの転覆・沈没事故が多発しており、原因の多くが過積載や安全対策の不備とされる。
コンゴ民主共和国西部の河川でボート同士が衝突し、数十人が死亡した。地元当局が13日、明らかにした。
それによると、事故は首都キンシャサ東部に位置するコンゴ川で12日に発生。ボランティアが数人の遺体を収容、埋葬した。
地元当局は当初、「数十人が死亡した」と声明を出したが、その後、「正確な死者数は分からない」と訂正した。
ボートに乗っていた人の数と衝突原因は分かっていない。
ソーシャルメディアで共有された動画には上半身裸の男たちがコンゴ川から遺体を引き上げ、埋葬する様子が映っていた。
あるX(旧ツイッター)ユーザーは事故発生直後とみられる動画を投稿。多くの人々が助けを求めるところが映っていた。
コンゴではボートの転覆・沈没事故が多発しており、原因の多くが過積載や安全対策の不備とされる。
東部の湖で先月末に発生して転覆事故では少なくとも40人が行方不明のままである。
昨年1月の転覆事故では22人が死亡、4月には60人以上が行方不明になった。