◎市内で路線バスを運行するラ・リネア社は今月3日に発生したバス転落事故で捜査を受けている。
イタリア・ベネチア市当局は15日、市内で路線バスなどを運行するラ・リネア社に業務停止命令を出した。
同社は今月3日に発生したバス転落事故で捜査を受けている。この事故ではイタリア人運転手と外国人観光客20人が死亡した。
地元メディアによると、同社の路線バスは14日夕方、ベネチア近郊のメストレで建物に衝突し、15人が負傷したという。
市当局はこの事故を受け、同社に業務停止命令を課した。
3日の事故もメストレで発生。外国人観光客を乗せたバスは高架道路のガードレールを突き破り、数メートル下の線路に転落・炎上した。
一部の地元メディアは関係者の話しとして、「運転手は心臓発作を起こした可能性がある」と伝えている。
警察は業務上過失致死傷の疑いも視野に捜査を進めている。