◎豊かな自然に恵まれたスロベニアはアウトドアスポーツのメッカであり、多くの観光客がラフティングやスキー目当てで訪れる。
スロベニア北西部の観光地でラフティング事故が発生し、米国籍の男性が死亡、2人が軽傷を負った。地元警察が20日、明らかにした。
それによると、事故はスロベニア西部からイタリア北東部にかけて流れるソチャ川の上流で19日に発生。乗客16人とガイドを乗せたラフトが岩に接触し、乗客が川に落ちたという。
事故を目撃したもう1隻のラフトが助けにきたものの、そのラフトも岩にぶつかり、ガイドと乗客数人が投げ出された。
国営テレビは警察の声明を引用し、「55歳の米国人男性が行方不明になり、その後死亡が確認された」と伝えている。
負傷した2人も米国人とみられ、ラフトから転落した数人とガイドは何とか岸に泳ぎ着いたようだ。
警察は事故現場とその周辺を封鎖し、捜査を進めている。乗客がライフジャケットを着用していたかどうかは明らかになっていない。
豊かな自然に恵まれたスロベニアはアウトドアスポーツのメッカであり、多くの観光客がラフティングやスキー目当てで訪れる。
