◎イスラエルは猛暑の真っただ中にあり、エルサレムや首都テルアビブの最高気温は連日30℃台半ばを記録している。
イスラエルのネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相が15日、脱水症状とみられる症状で病院に搬送された。
首相府の報道官は声明で、「ネタニヤフ首相は軽いめまいを感じたため、病院に向かい、一晩入院するよう医師に命じられた」と述べている。
その後、ネタニヤフ氏は病室で撮影したビデオ声明をSNSに投稿。満面の笑顔で「とても気分がいい」「私は絶好調だ」とアピールした。
しかし、医師は経過を観察するため一晩入院するよう命じ、閣議は1日延期となった。
首相府によると、ネタニヤフ氏は前日、北部の避暑地で過ごした際、帽子をかぶらず、水もあまり飲まなかったという。
ネタニヤフ氏は声明の中で、「太陽の下で帽子をかぶらず、水を飲まないのは間違いだった」と語った。
またネタニヤフ氏は医療チームと激励メッセージを送ってくれた有権者に謝意を示し、「熱中症対策を徹底することが重要だと痛感している」と述べた。
イスラエルは猛暑の真っただ中にあり、エルサレムや首都テルアビブの最高気温は連日30℃台半ばを記録している。