◎北京の気象台は市民に不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。
首都北京を含む中国北部の一部地域が記録的な猛暑に見舞われている。国営メディアが24日に伝えた。
中国中央テレビ（CCTV）によると、北京南部の観測所では統計を取り始めて以来初めて3日連続で40度以上を記録したという。
北京の気象台は市民に不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。
近隣の河北省と港湾都市天津でもここ数日気温が40度を超えている。当局は複数の地域に高温警報を出している。
北京の22日の最高気温は41.1度に達し、観測史上2番目の暑さを記録。6月の記録を塗り替えた。
CCTVによると、北京の歴代最高気温は1999年7月24日に記録した41.9度。
北京の気象台は市民に不要不急の外出と屋外での運動を控え、クーラーを適切に使用するなど、熱中症予防対策を取るよう呼びかけている。
北京の26日の気温は34度まで低下すると予想されている。気象台は24日、来週末の気温は40度を超える可能性があると警告した。
CCTVによると、一部の自治体は熱中症のリスクが高まっているとして端午節のイベントを中止したという。
