◎現場に到着した署員は暴走牛を放置すれば住民に危険が及ぶと判断し、引き金を引いた。
イギリスの警察当局は20日、イングランド北西部チェシャー州の集落に現れた暴走牛を射殺したと発表した。
報道によると、暴走牛は20日早朝、子供たちが通学する時間にどこからともなく現れたという。
AP通信は目撃者の話しを引用し、「孫を小学校に連れて行く途中、後ろで叫び声が聞こえ、振り返ると、いきり立った雄牛が道路を疾走していた」と報じた。
別の目撃者はフェイスブックに、「警察官と雄牛がにらみ合っていた」と投稿している。
チェシャー州警察は声明で、「現場に到着した署員は暴走牛を放置すれば住民に危険が及ぶと判断し、引き金を引いた」と述べている。
警察官が発砲した弾数は明らかになっていない。報道によると、雄牛を見てビックリした男性が転んで足を擦りむいたものの、命に別条はなかったという。