◎気球には観光客28人と乗員2人が乗っていた。
トルコ中部アナトリア地方、カッパドキア(Getty Images)

トルコ当局は18日、中部アナトリア地方の観光名所カッパドキアで熱気球が墜落し、スペイン人観光客2人が死亡、3人が負傷したと発表した。

地元警察によると、この気球には観光客28人と乗員2人が乗っていたという。負傷者3人の命に別状はないと伝えられている。

カッパドキアでは熱気球を使った遊覧が主要な観光ビジネスとなっている。報道によると、墜落した熱気球も奇岩群で有名なスポットを飛行していたという。

地元政府の報道官は声明で「熱気球は突風にあおられ墜落した」と説明しているが、それ以上の詳細は明らかにしていない。

カッパドキアは首都アンカラの南約300kmに位置する。そこに形成された奇岩群は「妖精の煙突」と呼ばれ、毎年数百万人の観光客が訪れる。

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