◎市中心部の河川周辺には15万~20万人が集まり、パレードを見守った。
オランダの首都アムステルダムで6日、LGBTQ+(性的少数者)団体主催の水上プライド・パレードが開催された。
警察によると、市中心部の河川周辺には15万~20万人が集まり、パレードを見守ったという。昨年と一昨年はコロナの感染拡大で中止されたため、3年ぶりの開催となった。
パレードにはオランダ海軍のボートも参加した。
パレードを主催するアムステルダム・プライドの広報担当はAP通信の取材に対し、「オランダから世界に明確なメッセージを発信したい」と語った。「平等と権利を求める闘いは続いています...」
この水上パレードはアムステルダム各地で9日間にわたって行われるLGBTQ+イベントのハイライトであり、数十万人が参加する。地元メディアによると、パレードは今年で25回目の節目を迎えたという。
一方、アムステルダム警察は農家への支援を表明するボートの参加を阻止した。参加できるボートは80隻に限定され、事前登録が必要である。
農家を支援する船は「農業なくして食事なし」「LGBTプライド農家」などと書かれた横断幕を掲げていた。船には牛の着ぐるみを来た人や虹色のクワを持った人が乗っていた。
オランダでは政府の温室効果ガス削減計画に反対する農家の抗議デモが続いている。