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ドミニカ南部のリゾートホテルで火事、女性1人死亡、1700人避難

火災が発生したのは、カリブ海沿岸の人気リゾート「ビバ・ウィンダム・ドミニカス・ビーチ・ホテル」。
2026年6月19日/ドミニカ共和国、火災が発生したビーチリゾートのホテル(ロイター通信)

カリブ海の島国ドミニカ共和国・南東部バヤイベのビーチリゾートホテルで19日、大規模火災が発生し、イタリア人女性1人が死亡、数人が負傷した。地元当局によると、宿泊客ら1700人余りが避難した。火災は急速に燃え広がった後、数時間で鎮火、消防が出火原因を調べている。

火災が発生したのは、カリブ海沿岸の人気リゾート「ビバ・ウィンダム・ドミニカス・ビーチ・ホテル」。消防によると、死亡したのは46歳のイタリア人女性。少なくとも3人が医療機関に搬送され、6人が現場で手当てを受けた。負傷者には宿泊客やホテル関係者のほか、救助活動にあたった救助隊員が含まれている。

地元テレビ局が報じた映像には、ホテルの屋根が激しく燃え上がり、黒煙が海岸線の上空高くまで立ち上る様子が映っていた。多くの観光客が近くの海岸に避難したと伝えられている。消防や警察が出動し、消火活動と避難誘導を実施した。

消防は火災が急速に拡大した背景として、建物の一部に使用されていた可燃性の高いヤシ葺き屋根と当日の気象条件を挙げている。初期調査では電気系統の異常や設備不良なども含めて検証が進められているが、現時点で出火原因は特定されていない。

避難した約1700人の宿泊客は近隣のホテルに移った。当局によると、隣接する同じ系列ホテル「ビバ・ウィンダム・ドミニカス・パレス」への延焼はなかった。

ドミニカは観光業が経済の重要な柱で、年間を通じて北米や欧州から多数の観光客が訪れる。今回の火災は人的被害こそ限定的だったものの、大規模避難を伴う重大事故として国内外で注目を集めている。当局は建物の安全管理体制や防火設備の状況についても調査を進める方針で、火災発生の経緯と責任の所在を含めた詳細な検証が行われる見通しだ。

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