メキシコでスペイン人女子学生死亡、外相が正義求める、フェミサイドとして捜査
死亡したのは21歳のクラウディア・タコロンテ・アギレラさんで、首都メキシコシティに近いモレロス州クアウトラで遺体が発見された。
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メキシコでスペイン国籍の女子大学生が死亡しているのが見つかり、スペインのアルバレス(José Manuel Albares)外相が14日、事件の真相究明と正義を求めた。
死亡したのは21歳のクラウディア・タコロンテ・アギレラ(Claudia Tacoronte Aguilera)さんで、首都メキシコシティに近いモレロス州クアウトラで遺体が発見された。地元警察は女性であることを理由とした殺人、いわゆるフェミサイドの可能性を含めて捜査している。
タコロンテさんはスペインのグラナダ大学に在籍し、モレロス州立自治大学との学術交流プログラムに参加するためメキシコに滞在していた。地元メディアが警察関係者の情報として伝えたところによると、タコロンテさんは鋭利な刃物で切りつけられ、死亡したとされる。遺体は13日未明、クアウトラの文化施設近くで発見された。
アルバレス氏は記者団に対し、事件について「真相を突き止めたい」と述べた。スペイン当局は遺族と連絡を取り、メキシコ側の捜査状況を注視している。海外留学中の学生が死亡したことで、スペイン国内でも事件への関心が高まっている。
グラナダ大学は声明を発表し、タコロンテさんの殺害を非難した。同大学では在学生や教職員が犠牲者を悼んで黙とうを行った。
モレロス州検察はこの事件をフェミサイドとして捜査していると説明し、動機の解明と容疑者の特定に全力を挙げると強調した。
メキシコでは女性を狙った殺人が長年深刻な問題となっており、フェミサイドへの対策が社会的な課題となっている。今回の事件でも、捜査当局が事実関係をどこまで解明し、責任の所在を明らかにできるかが焦点となる。スペイン政府はメキシコ当局と連携しながら、事件の全容解明を求めていく構えだ。
