メキシコ、米国との貿易合意へ協議加速、シェインバウム大統領「進展している」
シェインバウム氏は18日の定例会見で、17日にトランプ大統領と電話会談を行い、「非常に良い」協議となったほか、いくつかの事項で合意したと説明した。
.jpg)
メキシコのシェインバウム(Claudia Sheinbaum)大統領は18日、米国との貿易協定について、早期の合意に向けて全力で取り組んでいると明らかにした。
シェインバウム氏は18日の定例会見で、17日にトランプ(Donald Trump)大統領と電話会談を行い、「非常に良い」協議となったほか、いくつかの事項で合意したと説明した。合意内容の詳細については明らかにしていない。
両国は11月3日に予定される米中間選挙を前に、二国間の貿易合意をまとめるため協議を急いでいる。シェインバウム氏は「潜在的な合意に向けて進展している」と述べた。正式な期限は設定されていないものの、米国とメキシコの双方で、選挙前に合意を成立させることに政治的な利点があるとみている。
協議では、米国がメキシコから輸入する鉄鋼、アルミニウム、自動車に課している関税が主要な争点となっている。シェインバウム氏は、メキシコ政府がこれらの製品に対する米国の関税引き下げを求めていると明らかにした。
今回の協議は、米国とカナダの貿易交渉が8月に決裂し、両国間で関税を巡る対立が激しくなった後、進展した。両国は北米の貿易関係を巡る協議を継続中で、9月下旬にはワシントンDCで交渉が予定されている。
メキシコにとって米国は最大の輸出市場であり、関税水準や北米域内の生産体制を巡る交渉は国内産業にも影響する。シェインバウム氏は今回の電話会談について、メキシコの主権と利益を尊重する枠組みで、できるだけ早く合意を目指す姿勢を示した。
