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米司法省、プエルトリコのギャング摘発で81人起訴、麻薬密売と暴力犯罪を追及

米司法省は国土安全保障省のタスクフォースなど複数の捜査機関が連携し、犯罪組織の摘発を進めている。
米ワシントンDC、司法省(Getty Images)

司法省は27日、米領プエルトリコを拠点に活動していたギャング「ロス・バハ・デオ(Los Baja Deo)」の摘発を巡り、81人を連邦犯罪で起訴したと発表した。ブランチ(Todd Blanche)司法長官がプエルトリコを訪問して明らかにしたもので、トランプ政権が掲げる薬物犯罪への取り締まり強化の一環となる。

連邦検察によると、このギャングは長年にわたり合成麻薬フェンタニルやコカインなどの違法薬物を密売し、約5000万ドルの不法収益を得ていたとされる。また、少なくとも340キログラムのフェンタニル、またはフェンタニルを混ぜた薬物を流通させた疑いがある。組織は薬物取引だけでなく、銃撃、殺人、誘拐、暴行などの暴力犯罪にも関与していたと当局は説明している。

今回の捜査では、8月19日にプエルトリコ地区の連邦大陪審が81人のギャング構成員を起訴した。米司法省は国土安全保障省のタスクフォースなど複数の捜査機関が連携し、犯罪組織の摘発を進めていると強調している。ブランチ氏は国内各地の犯罪組織や麻薬密売組織に対しても統一的に対応する姿勢を示した。

今回の摘発はプエルトリコの地域社会に広がる薬物・暴力問題に対する連邦政府の介入を象徴するものだ。特にフェンタニルは過剰摂取により死亡する危険性が高く、密売網の解体は公衆安全上も重要な意味を持つ。

一方、81人の起訴だけで組織犯罪を根絶できるわけではなく、摘発後に別の組織が勢力を拡大する可能性もある。今後は押収や逮捕だけでなく、地域社会の治安を長期的に改善できるかが問われることになる。

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