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ロシア極東のガス化学施設火災、死者15人に、出火原因調査中

この施設は中国石油化工集団(シノペック)とロシアの石油化学大手シブールによる合弁事業で、中国との国境に近い地域に位置する。
2026年8月25日/ロシア極東アムール州、火災が発生した建設中のガス化学施設(AP通信)

ロシア極東アムール州にあるガス化学施設で8月25日に発生した火災について、現地メディアは27日、これまでに従業員15人の死亡が確認されたと明らかにした。施設の運営会社によると、犠牲者のうち1人はロシア人で、14人は外国人だった。火災発生時に多数の作業員が現場から避難する様子を撮影した映像がソーシャルメディア上で広がっている。

この施設は中国石油化工集団(シノペック)とロシアの石油化学大手シブールによる合弁事業で、中国との国境に近い地域に位置する。モスクワの東方約5500キロにあり、現在も建設工事が続いている。施設は2027年初めの操業開始を予定し、ポリエチレンとポリプロピレンを年間合計270万トン生産する、世界最大級の施設となる計画だ。

運営会社によると、火災は施設の補助的な区域で発生した。初期調査では主要設備への被害は確認されておらず、火災が発生していない区域では建設作業を継続する方針を示している。また、周辺の大気について継続監視を行い、有害物質の排出量は現在のところ許容基準を超えていないとしている。

捜査当局は火災の原因と安全規則違反の有無について捜査を開始した。現時点で破壊工作や犯罪行為を示す兆候は報告されていない。施設では多数の外国人労働者が働いており、犠牲者の多くが外国人だったことから、事故原因だけでなく、建設現場における労働安全管理も今後の焦点となる。

今回の火災は操業前の化学施設で多数の死者を出す重大事故となった。ロシアと中国の経済協力を象徴する大型プロジェクトであるだけに、今後の捜査で安全管理上の問題が明らかになるかどうかが注目される。

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