◎この暴動で少なくとも41人が死亡、そのほとんどが焼死したとみられる。
ホンジュラスの首都テグシガルパ近郊にある女子刑務所で暴動が発生し、少なくとも41人が死亡した。警察当局が20日に明らかにした。
それによると、事件はテグシガルパの北西約50kmに位置するタマラという町にある女子刑務所で発生したという。
地元メディアは国家警察の声明を引用し、「この暴動で少なくとも41人が死亡、そのほとんどが焼死したとみられる」と伝えている。
暴動が発生した経緯や刑務官が巻き込まれたかどうかなど、事件の詳細はほとんど明らかになっていない。
AP通信によると、一部の受刑者が銃器を所持していた可能性があるという。
地元テレビ局は警察筋の話しとして、「この地域で活動するギャングもしくは麻薬カルテルが事件に関与した可能性がある」と報じた。
それによると、一部の刑務官は犯罪組織から賄賂を受け取り、署内に銃器やナイフなどの持ち込みを許可しているという。
