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中国のジャイアントパンダ2頭、米アトランタに到着、10年間貸与

今回の受け入れは、中国野生動物保護協会(CWCA)とアトランタ動物園の保全協力に基づくものだ。
2026年9月27日/米アトランタの国際空港、2頭のパンダを乗せた貨物機(AP通信)

中国から2頭のジャイアントパンダが27日、米ジョージア州アトランタに到着した。パンダ外交をめぐる米中間の新たな合意に基づくもので、アトランタ動物園に再びパンダが戻ることになった。

到着したのは、2020年生まれの雄「ピンピン」と雌「フーシュアン」。2頭は四川省成都市の施設から専用機で輸送された。新たな協定により、2頭は10年間、アトランタ動物園に貸与される。

ただし、一般公開はすぐには始まらない。2頭は新設されたパンダ施設内の安全区域で約1カ月間の検疫を受ける予定で、動物園は現時点で公開開始日を明らかにしていない。

今回の受け入れは、中国野生動物保護協会(CWCA)とアトランタ動物園の保全協力に基づくものだ。これによりアトランタは、サンディエゴ動物園、ワシントンDCのスミソニアン国立動物園と並び、現在パンダを飼育する米国の3動物園の一つとなる。

アトランタでは2024年、中国に貸与されていた最後の4頭が返還され、パンダがいない状態となっていた。今回の再受け入れは、4月に発表された新たな協定が具体化したものとなる。

この取り組みは9月24日に中国の習近平(Xi Jinping)国家主席がトランプ(Donald Trump)米大統領との首脳会談で発表した。パンダ貸与は首脳会談で示された米中関係の協調姿勢を象徴する具体的な成果の一つとなった。一方、両国の間には貿易や台湾問題など懸案が残っており、パンダの貸与だけで幅広い対立が解消されたわけではない。

中国は1972年に米国へパンダを贈ったことをきっかけに、パンダを友好関係の象徴として活用してきた。今回の2頭の到着も、動物保全に加え、米中間の交流を示す動きとして注目されている。

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