コスタリカ政府、麻薬密売容疑者2人を米国に引き渡す
コスタリカのディアス(Carlo Díaz)司法長官は今回の引き渡しについて、米国や国際機関との協力の成果だと説明し、国際的な麻薬取引を含む犯罪との闘いで共通の目標を共有していると述べた。
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コスタリカ当局は13日、麻薬密売に関与した疑いがある自国民2人を米国に引き渡したと発表した。検察によると、引き渡されたのはコスタリカ国籍の62歳の男とコロンビア出身でコスタリカ国籍を取得した男の2人。2人はニューヨーク州の連邦裁判所で審理を受ける予定だ。
米政府は2023年、コスタリカが主要な麻薬中継拠点に変貌する過程で「重要な役割」を果たしたとして、2人のうち1人に制裁を科していた。同容疑者は2024年から首都サンホセで燃料の窃盗容疑により収監されていた。一方、もう1人については、南米のコカイン生産地から北米市場へ運ばれる麻薬の主要な中継地点としてコスタリカを利用した容疑で逮捕された。
コスタリカのディアス(Carlo Díaz)司法長官は今回の引き渡しについて、米国や国際機関との協力の成果だと説明し、国際的な麻薬取引を含む犯罪との闘いで共通の目標を共有していると述べた。
コスタリカでは近年、麻薬カルテルの影響拡大に伴う暴力事件が増加している。こうした状況を受け、同国は2025年、麻薬密売やテロ容疑で自国民を外国へ引き渡すことを認める制度を承認した。制度に基づく最初の自国民の引き渡しは今年3月に実施され、当局によると現在、約20人のコスタリカ人が引き渡し手続きの対象となっているほか、外国籍の容疑者も同程度の人数が手続きに直面している。
今回の措置は麻薬取引の国際化に対し、コスタリカが米国などとの司法・治安協力を強化する動きを示すものだ。
