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ウガンダのエボラ流行終息=WHO、隣国コンゴでは感染拡大

ウガンダ政府は7月28日に流行終息を宣言しており、WHOもその後の監視結果から、新たな感染連鎖が残っていないことを確認した。
2026年5月27日/コンゴ民主共和国、北東部イトゥリ州ブニアの医療センター近く(AP通信)

世界保健機関(WHO)は26日、ウガンダにおける「エボラ出血熱」の流行が終息したと発表した。今回の流行は「ブンディブギョ株」と呼ばれるエボラウイルスによるもので、ウガンダでは20人の感染が確認され、2人が死亡した。ウガンダ政府は7月28日に流行終息を宣言しており、WHOもその後の監視結果から、新たな感染連鎖が残っていないことを確認した。

一方、隣国のコンゴ民主共和国では同じブンディブギョ株による流行が深刻化している。WHOによると、感染拡大の勢いは過去最悪レベルとなっている。コンゴでエボラ流行が発生したのは今回で17回目。

コンゴ政府によると、8月下旬時点の確定症例数は5500人超、死者は2600人を超えた。WHOは現在の流行が史上最悪級となる可能性を警戒しており、国連も感染が急速かつ広範囲に拡大しているとして、追加の国際支援を求めている。

対応を難しくしているのが、感染地域の治安悪化や医療体制の脆弱さである。武装勢力による不安定化、住民の一斉避難、医療従事者への攻撃などが感染者の発見や接触者追跡を妨げているほか、資金不足も深刻な問題となっている。WHOはエボラ対策として1億1500万ドルの資金を必要としているが、8月中旬時点で確保できたのは約60%にとどまっていた。

さらに今回のブンディブギョ株には現時点で承認された特定のワクチンや治療法がない。WHOと関係機関は既存ワクチンの活用や臨床試験などを進めているが、感染拡大の速度に対して医療・資金面の対応が追いつくかが焦点となる。

ウガンダの終息は重要な成果だが、国境を接するコンゴで流行が続く限り、東アフリカ地域全体への波及リスクは残っている。

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