◎事件は6日早朝に発生。チクンガ(Sindisiwe Chikunga)運輸相とボディーガード2人が武装集団に襲われた。
2022年7月10日/南アフリカ、ヨハネスブルク郊外(Shiraaz Mohamed/AP通信)

南アフリカ・ヨハネスブルグの幹線道路で政府高官が銃を突きつけられ、所持品を強奪された。警察当局が7日、明らかにした。

それによると、事件は6日早朝に発生。チクンガ(Sindisiwe Chikunga)運輸相とボディーガード2人が武装集団に襲われたという。

3人にケガはなかった。

チクンガ氏を乗せた車は幹線道路でパンク。3人がタイヤ交換をしていたところ、近くの茂みから武装集団が現れ、ボディーガード2人に伏せるよう命じ、チクンガ氏に銃を突きつけ、所持品を強奪したとされる。

ヨハネスブルグ警察は声明で、「政府高官に対する前代未聞の強盗事件として捜査を開始した」と述べている。

チクンガ氏は7日の閣議後の記者会見で、「まさか銃を突きつけられるとは思わず、トラウマになってしまった」と語った。「人生で一番ひどい経験、最悪な気分です。彼らは私の頭に銃を突きつけました...」

地元メディアは軽擦筋の話しとして、「武装集団は閣僚を乗せた車が決められた時間に通過することを把握し、そこにスパイクを置き、タイヤをパンクさせ、襲いかかった可能性がある」と伝えている。

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