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米カリフォルニア州の図書館で銃撃事件、2人死亡、18歳男逮捕

警察によると、事件はビュート郡チコ市内にある図書館で22日の午後5時12分ごろに発生。「図書館内から銃声が聞こえる」との通報が相次いで寄せられた。
パトライト(Getty Images)

カリフォルニア州北部ビュート郡の図書館で銃撃事件が発生し、成人2人が死亡、子ども1人が負傷した。警察が23日、明らかにした。それによると、現場で対応に当たった警察官が逃走を図った容疑者をその場で拘束、殺人容疑などで捜査を進めている。

警察によると、事件はビュート郡チコ市内にある図書館で22日の午後5時12分ごろに発生。「図書館内から銃声が聞こえる」との通報が相次いで寄せられた。通報の中には発砲音や利用者の悲鳴が記録されており、現場は一時騒然となった。警察官は約6分後に現場に到着、館内に突入した。容疑者はその直後に建物裏口から逃走したが、周囲に展開していた警察官たちが身柄を確保した。

当局によると、死亡したのは成人2人、身元は遺族への通知が完了するまで公表しないとしている。また、負傷した子どもは病院に搬送され、命に別条はないという。警察は容疑者が単独で犯行に及んだとみている。現時点で被害者との間に面識や関係があったかは分かっていない。

容疑者はチコ市在住の18歳、ブラッドリー・スコット・セイヤー(Bradley Scott Sayer)容疑者と特定された。警察は容疑者が1999年にコロラド州で発生したコロンバイン高校銃乱射事件のような大量殺傷事件を起こそうとしていた可能性があるとの見方を示している。ただし、その判断に至った証拠や動機については明らかにしておらず、捜査が続いている。

事件を受け、ビュート郡はこの図書館と全ての分館を一時閉鎖した。図書館は声明で、犠牲者や遺族、職員、利用者らに深い哀悼の意を表した。地元選出の州議員らも「図書館は家族や子どもたちが安心して利用できる場所であり、このような悲劇が起きたことは衝撃的だ」とコメントしている。

カリフォルニア州では近年、学校や公共交通機関で発砲事件が相次ぎ、今回の事件も地域社会に大きな衝撃を与えている。警察は連邦捜査局(FBI)などと連携しながら事件の全容解明を進めており、住民に対して情報提供を呼びかけている。

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