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ヨハネスブルク近郊で女性7人の遺体、南ア警察、連続殺人を視野に捜査

警察によると、15日に7人目の女性の遺体が発見された。
2026年9月15日/南アフリカ、ヨハネスブルク近郊、女性の遺体が見つかった現場(AP通信)

南アフリカのヨハネスブルク東部で女性の遺体が相次いで見つかり、警察は15日、周辺住民に警戒を呼びかけた。約2カ月の間に同じ地域やその周辺で7人の女性の遺体が確認され、同一犯による連続殺人犯への懸念が強まっている。

警察によると、15日に7人目の女性の遺体が発見された。遺体は衣服を身につけておらず、かなり腐敗が進んだ状態だったという。前日の14日にも別の地区で女性の遺体が発見されており、捜査当局が関連性を調べている。

国家警察はこれらの事件について、現時点で同一犯によるものとは断定していない。一方、複数の事件に類似点があるとして捜査を強化し、女性に対してジョギングなどをする際には特に注意するよう警告した。警察の報道官はX(旧ツイッター)への投稿で、連続殺人と断定する段階にはないものの、危険な状況であることに変わりはないため、公的な警告を出したと説明している。

今回の捜査をめぐっては、ジョギング中に行方不明になった38歳の女性の事件も注目されている。警察と地域住民による捜索の結果、この女性の遺体が発見された。

ラマポーザ(Cyril Ramaphosa)大統領は15日、警察当局に一連の殺人事件を最優先で捜査するよう指示したと発表した。事件解決には市民からの情報提供が重要だとして、捜査への協力も呼びかけている。

南アでは女性や子どもを狙った暴力犯罪が長年社会問題となっている。最新の犯罪統計では、2026年4月から7月までの3カ月間に5427件の殺人が発生、1日平均では約45人に上る。国連機関によると、同国の女性殺害、いわゆるフェミサイドの発生率は世界でも特に高い水準にある。

人権団体は事件が集中する地域について、照明、防犯カメラ、歩行者や公共交通機関の経路、警察の巡回態勢などを緊急に点検する必要があると指摘している。今回の連続遺体発見は個別事件の捜査だけでなく、女性が日常生活を送る地域の安全対策そのものが問われる事態となっている。

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