◎容疑者は逮捕されておらず、警察が行方を追っている。
南アフリカ・東ケープ州で銃乱射事件が発生し、少なくとも6人が死亡、4人が負傷した。地元警察が12日、明らかにした。
それによると、事件は東ケープ州郊外の町で11日夜に発生。3人の男が民家の庭に侵入し、銃を乱射したという。
3人は逮捕されておらず、警察が行方を追っている。
南アの殺人率は世界トップクラスであり、今年の第1四半期（1～3月）で少なくとも2629人が銃器で殺害された。毎日約30人が殺害されていることになる。
州警察によると、11日の事件では男性5人と女性1人が射殺され、不特定多数の市民が負傷したという。
警察の報道官は声明で、「目撃者は3人の見知らぬ男が庭に侵入し、銃を乱射したと証言している」と明らかにした。
南アでは銃乱射事件が相次いでいる。
東ケープ州で今年2月に発生した銃乱射事件では少なくとも10人が死亡。1月末に同州ポートエリザベスで発生した事件では8人が何者かに射殺された。
東部の都市ダーバンのホステル（簡易宿泊施設）で先月発生した武装集団による銃乱射事件では8人が死亡している。
